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「チェーンストアは都市型店舗の新たな戦いが激化する!」

2008年8月

チェーンストアの3原則は、専門化、単純化、標準化です。その中でも、特に重要なキーワードは 標準化だと考えます。日本でも郊外型の店舗を中心に出店してきた企業は、標準化された店舗 を展開することによって、出店速度が増し、出店コストおよびオペレーションコストを抑えて、勝ち 残ってきました。

家電チェーンのヤマダ電機、アパレルのファーストリテイリング、しまむらなどはその代表です。 狭い日本の国土の中で、標準化できない言い訳をする企業が多いのに、これらの企業はよくが んばって標準化された店舗を出店してきたと思います。物件確保は並大抵の努力ではなかった はずであり、まさしく経営者の戦略へのこだわりが、繁栄企業を創り上げたのです。

さて、郊外型の展開でナショナルチェーンとなり、ある程度、店舗を埋め尽くした後に、次に残され ている大きな市場は、都市部です。マーケットは大きいのですが、郊外型のように標準化された 大型店を出店することは、困難であり、否が応でも小型店の開発を進めざるをえません。特に、 日本では小型店といえども標準化できる物件は少なく、郊外型の大型店とはまったく異なる展開 ノウハウが必要となります。

アメリカのチェーンストアでも、都市型の小型店が最新動向の1つとなっており、テスコの「フレッ シュアンドイージー」の出店をきっかけに、セーフエイが「ザ・マーケット」を出店し、アメリカ視察で 最も人気の高いホールフーズマーケットも都市型の小型店舗を出店するとの意向を示しました。 店名は「ホールフーズエクスプレス」。近くコロラド州ボルダーに実験店第1号を出店するとのこと です。もちろん、ウォルマートも都市型の小型店の出店を表明しています。

今後、日本でも都市型の小型店の開発が大きな課題となります。郊外型の大型店から頭を切り 替えて、いかに消費者ニーズに適合した店舗を開発できるかが、勝敗を決することになります。 特に、郊外型の展開では勝敗がきまり、寡占化されてしまった業態では、今後は都市型店舗の 新たな戦いが激化することは確かです。

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